ナロン錠

評価★★★★★
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包装24錠/48錠
剤型錠剤
認定登録販売者解説
薬局、ドラッグストアで購入できるナロン錠はアセトアミノフェンとエテンザミドの2成分を配合した解熱鎮痛薬です。
また、ブロモバレリル尿素が鎮痛効果を高めてくれ、痛みに効果的に効いてくれるお薬です。
ナロン錠は非ピリン系の製剤で、お子さまの急な痛みにもお使い頂けます。
8才から服用可能です。

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    使用上の注意
    してはいけないこと
    (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)

    1.次の人は服用しないでください
    (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
    (2)本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
    2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
    他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬、乗物酔い薬
    3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
    (眠気等があらわれることがあります)
    4.服用前後は飲酒しないでください
    5.長期連用しないでください


    相談すること
    1.次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
    (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
    (3)水痘(水ぼうそう)若しくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児(15才未満)。
    (4)高齢者。
    (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
    (6)次の診断を受けた人。
    心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
    2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    関係部位・・・症状
    皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
    消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振
    精神神経系・・・めまい
    その他・・・過度の体温低下
    まれに右記の重篤な症状が起こることがあります。
    その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
    症状の名称・・・症状
    ショック(アナフィラキシー)・・・服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
    皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症・・・高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
    薬剤性過敏症症候群・・・皮膚が広い範囲で赤くなる、全身性の発疹、発熱、体がだるい、リンパ節(首、わきの下、股の付け根等)のはれ等があらわれる。
    肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
    腎障害・・・発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
    間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
    ぜんそく・・・息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
    3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    眠気
    4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    効能・効果
    ◆頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・月経痛(生理痛)・神経痛・筋肉痛・腰痛・肩こり痛・関節痛・咽喉痛(のどの痛み)・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざにともなう痛み(ねんざ痛)・外傷痛の鎮痛
    ◆悪寒(発熱によるさむけ)・発熱時の解熱
    用法・用量
    次の量をなるべく空腹時を避けて水又はぬるま湯で服用してください。
    服用間隔は4時間以上おいてください。
    年令・・・1回量・・・服用回数
    15才以上・・・2錠・・・1日3回まで
    8才~14才・・・1錠・・・1日3回まで
    8才未満・・・服用しないこと

    (1)定められた用法・用量を厳守してください。
    (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
    (3)錠剤の取り出し方
    図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります)
    成分・分量
    2錠中
    成分・・・分量・・・はたらき
    アセトアミノフェン・・・265mg・・・発熱・頭痛・歯痛・生理痛等、熱と痛みをしずめます。
    エテンザミド・・・300mg・・・鎮痛作用により、痛みをしずめます。
    ブロモバレリル尿素・・・200mg・・・鎮静作用により、アセトアミノフェン等の鎮痛作用を助けます。
    無水カフェイン・・・50mg・・・頭痛をしずめます。

    添加物:セルロース、カルメロースCa、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、硬化油
    保管及び取扱い上の注意
    (1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
    (2)小児の手の届かない所に保管してください。
    (3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
    (4)期限を過ぎた製品は服用しないでください。
    問合せ先
    この製品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い申し上げます。

    大正製薬株式会社 お客様119番室

    東京都豊島区高田3丁目24番1号

    03-3985-1800

    8:30~17:00(土、日、祝日を除く)

    副作用被害救済制度のお問い合わせ先
    (独)医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html
    電話:0120-149-931(フリーダイヤル)